2014/09/12

サルビア・レウカンサが咲き始めました。

 日中はすっかり秋らしい爽やかな気候の日が多くなってきました。日陰を吹き抜ける風も、少しひんやりしています。
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 武道館前のザ・フォレスト北の丸の脇では、今年も変わった形が目を引くサルビア・レウカンサが咲き始めました。
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 特徴はなんといっても、このやわらかそうな花びら。ふわふわとした気持ちの良いさわり心地は、別名ベルベット・セージの名の由来でもあります。
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 サルビア・レウカンサの他に、第一駐車場出口付近ではタマスダレの群生もご覧いただけます。名の由来は、純白で美しい花を「玉」に、葉が集まっている様子を「簾(すだれ)」に例えたことから。
 秋の木の実を求めてやってくる小鳥たちの鳴き声が響き渡る園内で、のんびりと気持ちの良いひと時を過ごされてはいかがでしょうか?

2014/09/09

皇居外苑・自然観察会

「お散歩ポケット」がスタートしました。
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 9月4日(木)10:30~
記念すべき第1回参加者は2名。
自然の大好きな素敵なお二人が参加してくださいました。
今月のテーマは「クスノキ」です。
クスノキは今ではマンションの植栽などでお馴染みですね。でも本当はこんなに大きくなる樹なのです。
皇居外苑ならではの観察会は、大きな樹形を遠くから眺めたり、近くで触ってみたり、香りを楽しんだり・・・。
お二人ともあっという間にクスノキと仲良しに。
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 外苑の北の丸公園から木の実を拾ってきたので、芝生広場で名前当てクイズをしました。
クリ、クヌギ、コナラ、トチ、エノキ・・・。
中ほどの紅い袋果の黒い実はお分かりになりますか?
ミツバウツギ科のゴンズイです。
チョウやバッタ、コオロギもケースで観察しました。

 あっという間に時間は過ぎ、最後は外苑の芝生広場を一回り。
皇居外苑のビュースポットの桜並木や、クロマツの様子、可愛いキノコ達も観察していただけました。

 参加する前より皇居外苑に親しみを持ち、自然観が豊かになっていただけたとのこと。
また季節を変えてのご参加をお待ちしています。

次回は9月11日(木)になります。
どうぞ、皆様お気軽にご参加ください。

2014/09/05

秋の気配

 暑さも少しずつ落ち着きはじめ、ようやく秋の気配が感じられるようになりました。園内ではヤマボウシやコムラサキシキブなどの実が色づきはじめ、季節の移り変わりを存分に感じることができます。
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 美味しそうな赤い実は、小鳥たちに大人気。ヤマガラやシジュウカラ、メジロなど、ヤマボウシの実目当てに小さな来客がひっきりなしにやってきます。その様子を観察していると、ヤマガラがこんなアクロバティックな姿を披露してくれました。場所は樹林地。
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 管理事務所前では、コムラサキシキブが重そうに長い枝をしならせています。
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 夏に小さな花火のような花を咲かせましたが、あっという間に実のつく時期となりました。存在感のあるつぶつぶとした美しい実が、規則正しく並びます。一度見たらなかなか忘れられませんね。
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 コムラサキシキブの裏側でひっそり植栽されているシロシキブ。こちらは名前の通り、白色の涼しげな実をつけています。園内を散策の際は、コムラサキシキブとシロシキブ是非合わせてご覧ください。

2014/09/02

お散歩ポケット

皇居外苑で自然観察会を開催します。

広い芝生広場でお散歩しながらのんびり自然観察しませんか?

開催日時  : 2014年9月4日(木)・11日(木) 10:20集合
         (当日自由参加)
         10:30出発 11:30解散予定
         雨天決行(荒天の場合は中止する場合があります)

集合場所  : 皇居外苑 楠公レストハウス インフォメーションコーナー
         「東京メトロ千代田線 二重橋前駅 B6出口」

参加費   : 無料

定  員   : 10名程度

主  催   : 一般財団法人 国民公園協会 皇居外苑

問い合わせ: TEL 03-3231-5509

「140827.pdf」をダウンロード  ←こちらをクリックするとチラシがご覧いただけます。

秋の雨の日

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カラタネオガタマ(モクレン科)
 楠公広場のカラタネオガタマの葉が雨に濡れて気持ち良さそうです。
葉の表面に水滴ができています。
これは葉の表面にクチクラと呼ばれる透明で水を通さない層があるため。葉によっては表面に毛が生えている葉もあります。
クチクラはクチンという不飽和脂肪酸とワックスでできていて、雨の侵入の他、細胞内の水溶性物質や水分の蒸発だけでなく紫外線による障害や細菌の侵入も防いでくれるそうです。英語ではキューティクル。シャンプーのコマーシャルでお馴染みですね。
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マルバシャリンバイ(バラ科)
 馬場先小径のマルバシャリンバイの実が色づき始めています。
撥水性を見ると丸い形が緩んでいるのがわかります。
クチクラ層も葉によって違い、また劣化もするようです。
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ハナカイドウ(バラ科)
 馬場先径の小径のハナカイドウの実もうっすらと色づき始めました。
実のクチクラ層もしっかり働いています。
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モチノキ
 馬場先小径のモチノキはまだ色が変わっていませんね。
葉はかなり濡れているのがわかります。
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ツルボ
 最後は芝生地で見つけたユリ科のツルボです。
別名をサンダイガサ(参内傘)といい、昔、公卿が参内する時に供人が後方から差し掛けた、長柄の傘をたたんだところに似ていることからつけられたそうです。

 雨の日の皇居外苑もまた趣があります。
どうぞ、お足元にお気を付けてお出かけください。

2014/08/26

皇居外周散策の楽しみ

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 こちらは大手濠の白鳥です。
今日はアップで撮影してみました。
コブのあたりをよくご覧ください。黒いラインがギザギザしています。
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 こちらは桔梗濠の白鳥です。
コブ近くの黒いラインがスッとしていますね。

 コブハクチョウの見分け方は難しいそですが、少しずつ特徴を追っていきたいと思います。
皆様もそれぞれの個性を見つけてみてくださいね。

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 皇居の外周の道路に「花の環案内」があります。
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 一周をぐるりと、100mごとに都道府県の花のプレートが埋められているそうです。
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 全体図がある場所は東京メトロ有楽町線の桜田門駅の真上あたり。
JRでは有楽町駅が最寄りになります。
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 案内板に「現在地」と記されています。
散策するときに一つ一つ探しながら歩いても楽しいですね。
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 和田倉噴水公園は特別清掃のため29日まで噴水を停止中です。
デッキの休憩所も改装のため今週いっぱいで閉鎖になります。
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 チャバネセセリがたくさん吸蜜に来ていました。
秋にたくさん見かけます。

 暑さも少しずつ和らいできました。
皇居外周の散策をどうぞお楽しみください。

2014/08/25

北の丸公園で夏の昆虫観察会を開催しました

 8月20日(木)に環境省主催「みんなおいでよ!北の丸公園で夏の昆虫観察会」を開催しました。小学生を対象としたこの観察会では、保護者の方たちと一緒に、講師の先生と園内で見られる様々な昆虫を観察してまわることが目的です。
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 まずはじめに、講師である山崎先生から昆虫を捕まえるための網の使い方を習います。昆虫の習性によって網の使い方は異なるそう。先生のお手本を真似ながら、保護者の方も一緒に楽しく予行練習です。
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 それでは、観察会スタート!虫取りに慣れた様子の男の子が、さっそく何か捕まえました。先生に見てもらうと・・・
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 アブラゼミのメスのお尻から、白くて細いものが出ています。なんとこれ、セミの卵なのだそう。普段はなかなか見る機会がありませんね。メスは産卵管を樹の幹に差し込んで卵を産みます。そこで孵化した幼虫が地面に 落ちて、土の中で5回脱皮を繰り返し、私たちの見慣れたあの抜け殻の姿になります。
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 さらに先に進むと・・・おや?緑の葉とドングリを残したまま折れた、コナラの枝先がいくつも落ちていました。これは一体誰の仕業なのでしょうか?
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 正解は、ユニークの見た目が印象的な「ハイイロチョッキリ」。長いクチバシの様な口吻(こうふん)でドングリに穴を開け、中に卵を産みつけます。その後、枝を切り落として、任務は完了です。 枝を切り落とす理由は、ドングリ好きな外敵に食べられないようにするためだとか、蛹になるためにドングリから出てきた幼虫が地面に潜りやすくするためといった説があるそうです。大きさ約8ミリの小さな昆虫が木の上で黙々と作業を行っているなんて、驚きですね。子供達も不思議そうに先生のお話を聞いていました。
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 さて、次は吉田茂像の裏に広がる花木園での昆虫観察です。どんな生き物が見られるかな?
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 早速子供たちが草原に入り、捕まえてきたのは「クルマバッタ」。翅(はね)を広げてみると、黄色い半円模様が描かれています。この模様が飛んでいる時に車輪が回っているように見える事が名前の由来です。その他にも、ショウリョウバッタ(チキチキバッタ)やクビキリギリス、ササキリ、オンブバッタ、ツヅレサセコオロギ、ツマグロヒョウモンなど、短時間で様々な昆虫を見ることができました。
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 たくさんの生きものと触れ合えた今回の昆虫観察会。先生の昆虫に関する興味深く面白いお話は尽きることなく、保護者の方にも大いに楽しんで頂けたようでした。
 北の丸公園は都心部にありながらも様々な生き物と出会える貴重なフィールドです。是非皆さんも、緑豊かな公園で息づく生き物たちの新たな発見を探しに、北の丸公園を訪れてみてはいかがでしょうか?

2014/08/18

牛ヶ淵のハスの花

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 地下鉄九段下駅を上がってすぐ。
牛ヶ淵ではハスの花が見頃です。
田安門の脇になります。
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 カメラが寄れなくて残念ですが、たくさんの花が開花しています。108
 牛ヶ淵いっぱいに広がっています。
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 蕾や咲き終わった後の花托も見えます。
ハスの花は午前中に開き、午後には閉じ、開花4日目に散ります。
ぜひ早起きしてお出かけください。

2014/08/14

北の丸公園の昆虫とノシランの花

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 午前9時頃に公園の西側を歩いていると、羽化したばかりのアブラゼミが翅を乾かしている場面に出くわしました。通常は敵に狙われにくい夜に行われる羽化ですが、時間を間違えてしまったのでしょうか・・・?発見した場合は触らずに、そっと優しく見守ってくださいね。
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 園内では、アブの仲間であるシオヤアブがよく見られます。おしりについている白いフワフワした毛のたばを持つのはオス。シオヤアブは草陰に隠れて獲物をじっと待ち、素早い動きでとらえた後にその体液を吸ってしまう、昆虫界のハンターです。
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 以前紹介したウチワトンボが池の近くで休んでいました。名前の由来である尾の先についている「うちわ」ですが、何の為にこのような形になったのかは、はっきりとわかっていないようです。
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 尾の先のブルーが可愛らしいイトトンボ。ぽっきりと折れてしまいそうなくらい細い体が特徴です。池の周りをのんびり飛んでいる事が多いので、是非探してみてください。
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 サトキマダラヒカゲは日陰を好むジャノメチョウ亜科の一種です。ジャノメ(蛇の目)の名の通り、翅にはギョロっとした目玉の様な模様がたくさんついていますね。
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 池の上をスーイスイ♪と気持ち良さそうに移動しているアメンボ。 脚の先の毛に体から出た油を塗りつけ、水をはじいて水面を浮いているのだそう。昆虫の知恵には驚くばかりです。
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 公園西側のモミジ林内に、ノシランの花が咲きました。
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 白い清楚な花は、暑い夏に涼しげな印象。実は秋から冬にかけて美しい藍色に熟します。色の変化を観察してみても面白いですね!

2014/08/12

美しい樹陰

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 皇居外苑の植栽といえば松が有名で、それぞれ個性があり樹形がとても魅力的です。
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 その樹陰もまた大変美しいのでご紹介します。
こちらは先ほどの二重橋に向かう植樹帯の松の樹陰です。
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 枝振りの様子がしっかりと陰にも出ていますね。
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 こちらはどんな樹形でしょうか。
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 先ほどの松よりスリムな樹形でした。
こうして一本一本の特徴を見ながら、お気に入りの松の木を探すと楽しいですね。
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 芝生広場は松以外にもいろいろな樹が植栽されています。
こちらの樹はどんな樹でしょう。
樹陰の葉の様子から想像してみてください。
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 カツラ科のカツラでした。
秋に味わいのある黄色の葉になり、甘い香りを一面に漂わせてくれます。
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 カツラの葉は丸い形が特徴です。松とはかなり様子が違いますね。
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 こちらは四阿近くでおなじみの樹です。
何の樹かわかりますか?
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 バラ科の桜でした。
春には花がとてもきれいでしたね。暑い夏は四阿にいらっしゃるお客様を強い日差しから守ってくれ、ホット一息。
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 こちらはとても陰が濃い様子がわかります。
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 楠公像近くのブナ科のスダジイです。
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 葉が密集しているのがわかりますね。
その分木陰も日差しをよりさえぎってくれます。

 皇居外苑の樹陰は、芝生の上に広がりそれぞれの形がよくわかります。
ぜひ木陰の涼しさと一緒に樹陰の美しい様子もお楽しみください。